「よし!私もブログをはじめるぞ!!」
――と思い立ち、最初に訪れるであろう関門は、おそらく『ブログで使う名前』もしくは『ブログのタイトル』だと思います。
ここはササッと決めて、とっとと記事作成に着手していきたいところですが、そうも簡単に決められないもの。
なぜなら、今後ブログを収益化したいと考えるなら、『ブログで使う名前』や『ブログのタイトル』はセルフブランディングに大きく関わってくるからです。
この記事では、『ブログで使う名前』から決める方法について、まとめました。
後で「こんなはずじゃなかった・・・」とならないための、自分にピッタリ合うステキなハンドルネームを決めるヒント集となっております。
この記事を読むことで、効率良くハンドルネームを決めることができるでしょう。
- これからブログをはじめたいと考えている人。
- ブログで使うハンドルネーム決めに悩んでいる人。
なぜ『ブログで使う名前』から決めるのか
まったく初めてブログをはじめるなら、ブログのタイトルよりも先に『ブログで使う名前』を決めてしまった方が効率が良いと考えます。
それは、先にブログで使う名前を決めれば、場合によってはブログのタイトルにも使えますし、その名前をそのままドメイン取得に使えるからです。
まだ自分の名前が広まっていないのであれば、その名前をドメインにしてしまった方が読者にも覚えてもらいやすいですよね。
私自身、一番最初に作ったブログのドメイン取得には『ブログで使う名前』を使いました。(当ブログ「おはなしコレクション」は二番目に作ったブログです。)
いろいろ考えて決めた名前なので、他と被ることなくスムーズに自分の望むドメインを取得できました。
またドメインが名前由来のものであれば、どんなジャンルのブログでも違和感なく対応できるため便利です。
ネーミングの基本
ブログで使うハンドルネームを考えるにあたり、押さえておくべきポイントを以下にまとめました。
①覚えやすい/呼びやすい
覚えやすく、呼びやすい名前をつけるのは、多くの人に自分のブログを認知してもらう上で重要です。実際に、有名なブロガーさんは覚えやすく、呼びやすい名前の方が多い印象です。
②オリジナリティがある
他のブロガーとの差別化をはかるために、オリジナリティのある名前を考えることも大切なことです。
例えば、モテクリエイターとして活動する「ゆうこす」さん。簡単で覚えやすい名前ですが、特徴的な響きがあり、オリジナリティを感じます。同様に、言わずと知れたブロガーの「はあちゅう」さんも、覚えやすく個性的な響きのある名前です。
①を踏まえた上で、周りと被りずらく、特徴的な響きを持っている名前は、ブログで使うハンドルネームとしてぴったりなのではないでしょうか。
③長すぎない
オリジナリティを追求し過ぎて、つい長くなってしまうのは問題です。
実名でないかぎりは、5~6文字にするのが適当でしょう。
引用元:高橋ゆたか/ボンボン坂高校演劇部1巻より
ネーミングをする上で以下の点に注意しましょう。
- 読みにくい/言いづらい名前にしない
- “初心者”は付けない
- 漠然とした名前にしない
「オリジナリティ」と思い、何と読めば良いのか難しい漢字を名前に使うのも考えものです。読者にとって読みやすい名前であることは、読者に対する思いやりのひとつでもあります。
また、初めてブログをはじめる場合だと“初心者○○”と名乗りたくもなるかもしれません。しかし、ある悩み事を解決するために検索し、たどり着いたブログが“初心者○○”が運営するであれば、参考にされることなく閉じられてしまうと考えられます。
「漠然とした名前」というのは、「女子」「おじさん/おばさん」「サラリーマン」「夢見る」「キラキラ」といった該当者が多く、特定の個人を思い浮かべられないようなワードをメインにした名前のことです。おいおいブランディングを確立したいと考えるならば、おすすめしません。
『ブログで使う名前』のアイディア
ここからはいよいよ、ハンドルネームを作るためのアイディアになります。
ご自身が好きでよく見るブログは、どれにあたるでしょうか。
実名
一から考えなくて良いので、一番簡単なのが『実名』です。
そして、この実名で活動するメリットは、読者から見て「信頼と安心感」があることです。実名ですと、自分の発信する情報について責任や覚悟を持っているように感じられます。
しかし、ブログに実名をさらすデメリットをあれこれ考えてしまうと、最も使うのに勇気がいる、ハードルが高いものと言えます。
もちろん匿名で活動し、月に何百万円も稼いでいるブロガーも数多くいらっしゃいます。ですので、「実名はさすがに勇気がいるなぁ」と思うのなら、はじめから無理して実名にしなくても大丈夫です。
実名風な名前
私個人的に、最も無難だと考えるのが、『実名風な名前』です。
苗字と名前の両方を考えなければいけないので、少々労力を伴いますが、自分が憧れていた名前を名乗れるチャンスでもあります。
ここは是非とも、愛着のある名前を考えたいところ。
そこで名前を考えるためのヒントになるのが、自分のプロフィールです。
私の場合、苗字はプロフィールにも記載した『弓道』に由来しています。
弓道では矢が的にあたることを「中る」と表します。
矢や弾丸などが的にあたることを「的中」とも言いますよね。「矢が中る」から“やなか”です。
しかも、「や」「な」「か」はどれも列の先頭にあるひらがなです。スマホで文字入力する際に打ちやすいというのもポイントでした。
“ゆう”はどこから来たのかというと、それは姓名判断で決めました。そして、姓名判断だと「矢中」はあまり良くなかったので、漢字表記では「矢仲」としています。
このように、「苗字は決められたけど名前の方が決まらない!」という時は、姓名判断を利用するのもひとつの手段です。
本格的にブログを始める(収入を目指す)なら、必ずプライバシーポリシーを作成しなければなりません。
また、誰がブログを運営者しているのか、プライバシーポリシーに記載します。
その運営者名はハンドルネームでも問題ないのですが、考えたハンドルネームをプライバシーポリシーに記載した場合、はたして“きちんと感”は出るのか?という視点もハンドルネーム作成のポイントになるでしょう。
もちろん、プライバシーポリシーに記載する名前は実名にする!でも大丈夫です。
省略すると呼びやすい名前
4文字に省略すると、呼びやすい響きになる名前というのは「とても魅力的だなぁ」と思います。
例えば、プロブロガーのイケダハヤトさんは「イケハヤ」、片付けコンサルタントとして活躍する近藤麻理恵さんは「こんまり」といった具合に、『省略すると呼びやすい名前』を参考にしながら考えるのも良いと思います。
また、実名をブログ上にさらすのは抵抗があっても、略称ならブログ上でも名乗りやすいと感じる人もいるのではないでしょうか。
その場合、「やっぱり実名で活動しよう」と考えが変わっても、実名への切り替えがスムーズにいくメリットがあります。
名前のみ
名前のみであれば、実名由来でも抵抗なくブログで使いやすいです。
しかし、メジャーな名前だと、その名前でドメインを取得しようした際、希望するドメインがなかなか取得できないことがあります。
また、ブログ上で人と被りやすくもなります。
その場合、名前はひらがなのみで表記するのか、それともカタカナなのか、ローマ字で表記するなら全部大文字にするのか、誕生日由来で数字も加えるのか――のように、人と被らないよう表記を工夫しましょう。
名前+ママ or パパ
○○ママ、○○パパのように、名前+ママ or パパで活動しているブロガーさんもいらっしゃいます。
「ママ」や「パパ」といった言葉が、家事や育児を連想させるところから、この名前は家事・育児に特化したブログを運営されている方に多く見られる印象です。
もし、これから運営するブログが家事・育児に特化したものであれば、このネーミングも良いでしょう。
ニックネーム
小さい頃から呼ばれているニックネーム、愛称をそのままハンドルネームとしてブログで使用するパターンです。
前述の『ネーミングの基本』で取り上げた、ブロガーのはあちゅうさんは、2歳の時に自分で付けたあだ名が元になっています。「春ちゃん」を聞き間違えて「はあちゅう」になったというエピソードがあり、2歳の頃の感覚が生きた可愛らしい響きの名前だと思います。
後々「なんでこんな名前にしちゃったんだろう・・・」とはならないように、あまり奇抜なものは避けた方が無難です。
実在する(した)物の名前
実在する、あるいは実在した物の名前をブログのハンドルネームとして活動している方もいらっしゃいます。
例えば車の名前や、かつて日本に存在した戦艦の名前からなどです。その名前がどこから由来しているのか、大元から知っている人からすれば、とても覚えやすい名前です。
また、その物の名前と紐付けるかたちでブログを思い出して貰えるというメリットがあります。
ブログで使うハンドルネームの決め方まとめ
私自身もブログをはじめる前に名前をいろいろ考え、悩みました。すんなり、すぐには決まりませんでした。
そんな経緯があったことから、今回は「きっと同じく悩める読者がいるはず!!」と思い、記事にまとめました。
うまく名前が決まれば、記事の更新にも気合いが入るというもの。
「これ!」という名前が決まったら、その名前に恥じない質の高い記事を更新していきましょう。
- 必ずしも実名でなくても良い。(ハンドルネームでも結果を出しているブロガーは多い)
- ハンドルネームは覚えやすく、長すぎないものを。
- でも、オリジナリティも大切。
- 実名由来の名前、略称、ニックネームは、後で実名に切り替える場合も違和感なくスムーズに行える。