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【社会人の読書】独学力を高めてスキルアップするための4つの方法

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やなかゆう
やなかゆう
年間110冊以上は本を読んでいる、2児の母のやなかゆうです。一人目の育休中に独学で保育士の勉強をし、保育士資格を取得した経験があります。

多くの時間、学業に費やすことを許されていた学生時代。私が通っていた学校の校長先生はよく、「学生は勉強することが仕事だ」なんて言葉を口にしていました。

そして、その頃の私は「学生が終わったら勉強しなくて良いんだ」と思っていました…。

さて、社会人になって。

社会人一年目は本当に忙しく、今振り返ってみても、土日を仕事に費やしていた自分と、同期と励まし合いながら、何とかやってきた自分しか思い出せません。
その後、他の職業を経験していく中で、『空いている時間を使って自ら学んでいくことが大事である』と気付いていきました。

社会人は、学生の頃のように「勉強だけしていれば」というわけにはいきません。
しかし、自分の身の回りのことと仕事をこなすだけで手一杯では、それにプラスして勉強も頑張っている人達と知識やスキルで差がついてしまいます。

この記事では「毎日忙しく、仕事ばかりだけどスキルアップもしていきたい」「スキマ時間を効率良く勉強に回せるようになりたい」という人のためにまとめました。

この記事はこんな人におすすめ
  • 社会人になっても常にスキルアップしていきたい。
  • スキマ時間で効率良く学べる人になりたい。
  • 仕事だけの毎日に学びをプラスして周りと差をつけたい。

社会人は常にスキルアップが求められる


テストもレポートも、提出する必要も無いし、覚えた仕事をこなせば良いだけなんて甘い認識を持ったまま社会人になると、学生の時に思い描いていた社会人像は間違っていたと思い知らされます。

学ぶための時間が確保されている状況って、実はすごく恵まれていたことだったんだ――と気が付きます。

やなかゆう
やなかゆう
私は元々短大卒なので、社会人一年目の時は短大卒の同期と「もう二年、大学に通いたい。」なんて言っていたくらいです

テストもレポートも、提出する必要が無くなった代わりに、夏休みや冬休みといったまとまった休みも無くなります。

まとまった休みが取れないということは、『まとまった時間が取れない』ということで、スキルアップも限られた時間の中で行っていくことになります。

しかし、日々仕事で疲れて帰ってくると、後は食べて寝るだけとなってしまい、自分のやりたいことやスキルアップに時間を使うのも難しくなります。
疲れが溜ると、休みの日はぼーっとYouTubeの動画を観て、なんとなく過ごして後悔する、なんてこともあるのではないでしょうか。

そうして、社会人生活も二年、三年と過ごしていく内に、今度は後輩を指導できる立場を求められたりします。

少し気を抜けば、後輩に追い抜かされてしまうこともあり、そうならないためにも、時間の使い方を工夫し、常にスキルアップにも努めていかなければなりません。

時代や状況の変化に対応できる能力も試される


これは私が、卒業した短大主催の保育セミナーに参加した時の話。

今回参加したメンバーで自己紹介することになり、順番に自己紹介をしていきました。

卒業年はバラバラのメンバーですが『保育セミナー』なので、ほとんどの人が現役の幼稚園教諭だったり保育士でした。

その中で、ある人の自己紹介が印象に残っています。

その人は短大卒業後、一般企業に就職したものの、結婚を機に退職。そのまま子どもが大きくなるまで、専業主婦として過ごしていたそうです。

そして、子どもがある程度大きくなると、「また働きに出たい」という気持ちが高まり、採用面接を受けに行きます。ところが、希望する仕事はブランクもあるためか、まさかの不採用。

初めて就職した時はバブル期。
その時はスムーズに決まったし、内心今回も問題なく採用されるだろうと思っていたから、不採用にはビックリしたのだとか。

慌てて保育士資格を取得し、現在は保育園で働いているとのことでした。

人生100年時代。

今信じてやっていることが、後で通用しなくなってくるかもしれない。
時代の価値観や状況は、常に移り変わっていきます。

それに伴い、柔軟に対応していける視点・力を育んでいくことが大切です。

進化できる社会人になるには


ズバリ『限られた時間の中で、効率良く学ぶ術を持ち、行動できること』が、進化できる社会人にとって大切な心掛けなのではないでしょうか。

そして、スキルアップの定番といえば、読書です。

本を買ってしまえば、いつでも何処でも、自分の好きなタイミングで読み、学ぶことができます。

しかし、この『いつでも何処でも、自分の好きなタイミング』が裏目に出て、「読もうと思えばいつでも読めるから、また時間の取れる時に読もう」となりがちです。

おはなちゃん
おはなちゃん
その読むタイミングはいつ訪れるのかな?

次の項では、限られた時間の中で効率的に学ぶための方法を述べていきます。

限られた時間の中で効率良く学ぶには


まず最初に、自分のスキマ時間を把握することから始めます。

毎日公共交通機関を利用し、仕事に行っている人はバスや電車に乗っている時間がスキマ時間となります。会社の休み時間もササッとご飯を食べた後、残り時間を読書に充てることができます。

家では、洗濯物を干したり、アイロンがけ、ご飯の支度にかける時間を活用できそうです。また、ご飯を食べてから風呂に入るまでの食休み時間30分を『読書タイム』と決めてしまうのも良いでしょう。

スキマ時間の把握ができたら、その時間に何の本を読むのか、本を読むために何のツールを使うのか決め、紐付けてしまいます。「今からアイロンがけしよう」と思ったら→オーディオブックで○○の本を聴こう!という具合です。

慣れない内は、「アイロンがけの時間→オーディオブックで○○の本を聴く」という行動を紙に書き出し、目に付くところに貼っておくのも手です。

ここから、より詳しくスキマ時間を有効に使うための方法を説明していきます。

①効率良く本を読む方法を習得する

黙って本を読む際、目で追った文字の音が頭の中で流れます。これを「内言語」といいますが、内言語が頭の中で流れている状態で本を読むと時間がかかってしまうもの。

そこで多くの人は「まとまった時間がないと本は読めない」と思い込んでしまいます。

速く読もうとすれば、今度は本の内容が頭に入らず、結果本から遠ざかってしまうことになります。

そのことから、速く読むには「速読術」を身につけるしかないと思っている人も少なくありません。

ですが、本を速く読むのに「速読術」を身につける必要はありません。通常の「流し読み」「斜め読み」で読みます。ただ、目で文字を追う際は、文字の音を頭の中で流さないようにします。

『東大首席が教える超速「7回読み」勉強法』の著者である山口真由氏は、1回の読書にかける時間を減らし、その代わりに回数をかけて本の内容を頭の中にインプットする勉強法を確立しました。どういう方法かというと、1冊の本に対して7回くらいサラサラと読むだけ、という方法です。読む時は「文の内容をしっかり理解しなくては」と気負わなくて大丈夫です。

この読書法で、山口氏は300ページ程度の本であれば、30分ほどで読んでしまうといいます。

軽く、サッと文字を目で追うだけの読書だから時間も取らない。でも、同じ本に対して7回程度繰り返すことで、自然と本の内容を理解していく。まさに時間のない社会人にとっては画期的な読書法と言えるでしょう。

この読書法については、こちらの記事【読書効率化】音声化しないで黙読するコツ!に、より詳しくまとめています。

なお、読んだら忘れない読書のポイントについては、こちらの記事「読んだら忘れない読書とは?重要な3つのポイント」にまとめています。ぜひ、参考にしてみてください。

②SNSやゲームをする時間を減らす

スマホのスクリーンタイムをチェックしてみると、ほとんどの時間をSNSやゲームに費やしていた…なんてことはないでしょうか。

一度きちんとチェックし、現実的な数値で確認してみると、時間の浪費に気付き、「見直ししないと」という気持ちになれます。

よく、読書を習慣化するために、あらかじめ読書する時間を決めてしまうという方法があります。ですが、ついついSNSやスマホゲームを優先してしまうこともあると思います。

私自身、一時期スマホゲームにはまってしまったことがあります。すぐに消すつもりでいたのですが、レアなアイテムが集まってくると、「せっかくここまで集めたのにもったいない!」という気持ちが働き、やめるにやめられなくなってしまいました。また、毎日ログインすると貰えるアイテムなどもあったので、「朝起きたらとりあえずログイン」が日課になってしまいました。

やなかゆう
やなかゆう
それに伴い、読書タイムも減りました。

ある時、「やっぱりこのままではいけない」と思い、意を決してゲームを削除。削除した瞬間はなんともいえない喪失感がありましたが、すぐにゲームをしない生活に慣れ、読書タイムも増えました。

私のように、いきなり消すというのも勇気がいります。なので、SNSやゲームをする時間は30分でこの時間帯限定!というように、読書する時間ではなく、逆にSNSやゲームをする時間を決めてしまう(もしくはアプリの使用時間を制限する)方法をおすすめします。

③ついスマホを操作してしまうクセを利用する

「電車に乗っている時間を利用して本を読もう!」と思い、カバンの中にしっかり本を入れたものの、結局読まずに終わることは無いですか?

混んでいる電車の中だと、「本をめくって本を読む」という動作が、意外と難易度が高かったりします。

まず本をめくるのに、両手を使わなければならないし、その動作で周りに何かしら影響がないか気にしてしまうからです。挟んでいたしおりを、ふとした瞬間に落としてしまうかもしれません。

座れたら座れたで、今度は急激に眠くなって、読むのを諦めてしまうこともあります。座ると眠くなってしまう点は、立つことで対処できます。

そして、立って本を読もうと思っても、つり革を持って体を支えていると、結局使えるのは片手だけです。なので、「本をめくって読む」という動作よりも、圧倒的にスマホを操作する方が簡単にできてしまうのです。

スマホなら、片手で操作することも容易です。スマホリングやストラップ付きのケースを使用していれば、更に手からすべり落とす心配もなく操作できます。

このことから、私は外で――特に電車やバスといった公共の交通機関を利用するスキマ時間には、いくつかの電子書籍を利用しています。

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やなかゆう
やなかゆう
私はPayPayボーナスを使って運用もしているので、効率良くPayPayボーナスがためられるebookjapanもよく利用しています。

▼ひと月あたり980円で200万冊以上の本が読み放題なので、読めば読むほどお得。毎月決められた金額を払って読むことで、自然と本を読もうとする気持ちが湧き上がります。
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なお、スマホ読書に夢中になって、ながらスマホにならないように気をつけましょう。

やなかゆう
やなかゆう
ながらスマホして転んだら、自分の体よりスマホかばって大怪我することもあるからね。

④『耳読』を取り入れる

家事をしていると、どうしても両手が塞がってしまいます。両手が塞がっていては、本もめくれないし、スマホの操作もままなりません。そんな時に大活躍するのがオーディオブックです。

日本最大級!オーディオブックなら – audiobook.jp

オーディオブックがあれば、両手が塞がっていても耳は空いているので、作業を進めながら本の内容を耳で聞く『耳読』が可能です。

そして、スピードを速めて聴くことも可能。スピードを速めて聴くのには、ただ時間を短縮できるというだけでなく、脳の働きを高める効果も期待できます

それは、少し速いスピードで再生して聴くことで、そのスピードに対応しようと脳が頑張ってくれるからです。

また、脳の聴覚系分野は、最初に起き、最後に寝付く分野。寝るギリギリまで『耳読』を行い、脳を鍛えることもできるのです。
オーディオブックを聴く時は、集中できるようイヤホンで聴くのが良いでしょう。

▼私の利用しているiPhoneには、イヤホンジャック(コネクタをつなぐ穴)が無いので、こういった変換ケーブルを利用しています。

なお、脳の聴覚系分野を鍛える方法については、『読書のメリットと習慣化させるコツ5つ』「読書の効果を高める方法」に記載しています。

独学力を高めてスキルアップする4つの方法まとめ

人間「こうしたい」と思っても、思うようにできないもの。

ですが、その場の状況にのまれてしまう自分がいると感じるなら、そこからどう変えていけば良いのか考えていく必要があります。

日々自分の置かれた状況にも柔軟に対応し学んでいく姿勢こそが、『時代や状況の変化に対応できる能力』そのものと言えるかもしれません。

今回の記事のまとめです。

要点まとめ
  • 自分のスキマ時間を把握する。→スキマ時間と効率良く本を読む方法を紐付ける。
  • 効率良く本を読む方法を習得する。→基本流し読み。読書1回にかける時間を短縮する代わりに、同じ本を繰り返し読んで理解度を上げる。
  • SNSやスマホゲームをする時間が多かったら、決められた時間以外にはしないと決める。またはアプリ自体に使用制限をかける。
  • 電子書籍を取り入れる。
  • 『耳読』を取り入れる。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。