このブログのコンセプト
『おはなしコレクション』では、著作権が切れたお話を、5分以内で読めるように調整して掲載しています。
またそれ以外に、管理人の紹介したい本について触れたり、本で得た知識を日常生活に落とし込むためのヒント等も随時掲載していきます。
▼読書を習慣化させるためのコツをこちらにまとめました。よろしければご覧ください。
▼小説を読むメリットについてはこちらの記事にまとめています。
総合的に本を楽しみ、生活を豊かにしていくために活用していけるサイトを目指します!
おはなしコレクションの7つのポイント
おはなしコレクションの7つのポイントについて、お伝えしていきます。
ポイント1)著作権が切れた物語を掲載
掲載している物語は全て著作権が切れているものになります。(掲載元:青空文庫)青空文庫のデーターから、特に読みやすい作品を厳選しています。
さらに読みやすくして掲載しています。
ポイント2)分かりやすい表現に書き換え
掲載されている物語は、著作権の切れた昔の作品のため、現在では馴染みが無い表現や漢字が使われていたり、全てカタカナで書かれていたり、今とは異なる送り仮名が使われていたりするところがあります。
それが少し読みづらく感じるところでもあるので、そこでせっかくの名作も読まれる機会が失われてしまうとなれば、残念な話です。
そのため、このブログでは、読みづらいと感じた箇所を書き換えています。
【例】
①今ではあまり使われることの無い漢字を書き換え:(はたけ)圃→畑
②全文カタカナ表記から漢字ひらがなで書き換え:
コノ カナシミハ ドウ シタラ ヨイデセウ
↓
この悲しみはどうしたら良いでしょう
ポイント3)物語の中の漢字は全てルビ付き
ひらがなが読めるお子さんが読めるよう、物語の中の漢字には全てルビを振りました。
ポイント4)5分以内に読めるように調整
長い物語は5分以内に読めるよう分割・調整して掲載しています。
だいたいどの程度で読み切れるかが分かるので、スキマ時間を利用して読みたい時に便利です。
ポイント5)物語下にワークを掲載
各物語には、物語をもっと楽しむためのワークがあります。
『本を読んだらおしまい』ではなく、読んだ本の中から更に知識を得られるようにと考えました。
ポイント6)各物語に1分間音読付き
音読には、様々な良い効果が期待できると脳科学的にも証明されています。
おはなしコレクションでは、名作を声に出して読めるよう、音読シートをダウンロードできるようにしました。1分間で読める字数なので、時間が無い時にも実践できます。
もちろん音読シートの全ての漢字にもルビが振られています。
ポイント7)カテゴリーで物語を選べる
『悲しい話』『ゆかいな話』など、どんな物語なのかカテゴリーを分けています。
なので、その日の気分に合わせて読む物語を選んで読むことができます。
各物語の“読了ワーク”について
ここでは、各物語に掲載している“読了ワーク”について説明します。
各物語にワークを作ったきっかけ
保育士として働いていた時のこと。
ある日、私は年少クラスの子ども達に『大きなかぶ』を読み聞かせしていました。
なかなか抜けない大きなかぶを前に、おばあさんが孫を呼ぶシーンを読むと、ある男の子が「先生、“まご”ってなに??」と聞きました。
この時私は「おじいちゃんおばあちゃんから見て、自分の子どもの子どものことを孫って言うんだよ。」・・・と、答えたと思います。その男の子は、「ふーん?」と言って、ちょっと良く分からないというような表情をしていました(笑)
子どもに読み聞かせしていると、きっと子ども達の中に沢山の「○○って何だろう?」が積み重なると思います。
ですが、多くの場合は聞くタイミングを逃し、その時分からなかった事柄も、いつしか日常生活の中に埋もれて忘れ去られてしまいます。きっと私自身も、成長していく中で、そういったことが多かったと思います。
全ての知識をまんべんなく拾い上げていくことは難しいですが、どんな些細な「わからない」「なんだろう??」もなるべく見過ごさずに、少しずつ積み上げていけば、やがて知識と知識はつながりを持ち、大きな気付き・学びが得られます。
各物語の読了ワークはそんな些細な「わからない」「なんだろう??」から学びを得るためのきっかけになるよう設けました。
読了ワーク一覧
各物語には無いワークもあります。ご了承ください。『思い出してみよう』『音読シートダウンロード』は共通してあります。
思い出してみよう
話を読み終わった後の振り返りです。
後で話の内容を確認することを前提に本を読んでもらった場合と、そうしなかった場合とでは、脳への定着度に差が出るようです。
調べてみよう
文中に青いマーカーで線が引かれている箇所についての問いになります。
自ら調べることで、新たな発見・知識を得ます。
単語ピックアップ
文中に黄色いマーカーで線が引かれている箇所の意味を載せています。
より詳細な意味が知りたい場合は、辞書を引いてみて下さい。
知っ得慣用句
文中に登場する慣用句は緑に色分けし、ここに意味を載せています。
注目★四字熟語
文中に登場する四字熟語は青く色分けし、ここに意味を載せています。
より詳細な意味が知りたい場合は、辞書を引いてみて下さい。
音読シートダウンロード
1分間で音読できる文字数の箇所を音読シートにしてダウンロードできるようにしました。
連想こばなし
物語のタイトル、内容そのものや文中に登場する物などから、他の事柄や物を紹介するコーナーです。
その他
文中に登場する言葉で、現代ではあまり使わないものや、差別的で好ましくない表現のものなど、あえて書き換えずに載せる時は、赤く色分けしています。
その理由を物語下※印の箇所に記載しています。
活用想定シーン ~スキマ時間に物語を楽しむ生活~
- 就寝前の子どもへの読み聞かせ
- 外出先で待っているとき、子どもを落ち着かせる時
- 子どもの読書感想文の本として
- 友達との待ち合わせに早く着きすぎてしまった時
- 電車の中で寝ていて、下車駅より少し前で起きてしまった時
- 音読トレーニングする時
子どもだけでなく、大人の読書タイムとしてもご活用下さい。
私自身、このブログを作りながら「こんな物語があったんだ!」と新たな発見があります。